2007年10月15日アーカイブ
ボクシングは余り見たことないけれど、あの亀田兄弟の失礼な態度
には腹が立つし、それを無批判のまま垂れ流しするテレビにも腹が
立っていた。
ところが、その亀田が内藤大助に負けたという。その内藤の手記が
週刊ポスト(2007年10月19日号)に載っていた。
内藤は、
苦しかった。
中学校のスキー授業の頃の話。
バブルの頃で友達には板からウエアまで20万円で揃える奴もいた
という。ところが、内藤の家は金がない。
兄貴のお古も使えなくなり、母親に買ってくれと頼んだら、母親は
近所のホームセンターで一番安い3万9800円のスキーセット
をみて「なんだ、これは高い」。
結局、板もウエアも学校で揃えたという。
この話、よくわかる。スキーは露骨に金持ちと貧乏人の差が明らか
になる。
私も、いつも兄弟のお古を使わされ、他人の用具をみてうらやまし
いと思った。
だから、冬も楽しくなかった。
さて、内藤は、親の離婚、再婚があって中学になると陰湿ないじめ
を受けるようになった。
その頃はからだも小さいし、気も弱くて逆らえなかった。ストレス
でゲロを吐いたら血がまじり病院に行ったら胃潰瘍だったという。
高校卒業後上京してボクシングを始めたが、それも、ボクシングで
強くなれば田舎に帰った時にいじめられないと考えたからだとい
う。
内藤は、亀田兄弟を「あの兄弟は親が敷いたレールに乗っかってる
だけの坊ちゃん、だからあの一家には負けたくない」と言い、その
通りに亀田を負かしてくれた。
今日の朝のテレビでは漫画家のやくみつる氏も心からの祝福を送っ
ていた。
テレビは、こういうひたむきな人間にもっとスポットを当てるべき
だ!
