2007年11月11日アーカイブ
舛添要一厚生労働大臣が、何年も前に年金を着服して
自治体を退職していた職員を刑事告発していた件につい
て、仙台地検も東京地検八王子支部も起訴猶予の処分
をしたという(新潟日報2007年11月10日)。
告発に対して自治体の首長らが既に厳正に処罰している
などと反発、これに対して舛添が「小人の戯れ言」などと言っ
て物議を醸したが、最終的には小人の戯れ言の論理が勝
利したということになる。
検察の結論は極めて当然である。
告発をされた元職員らは、いずれも全額被害弁償をした
上で懲戒免職処分を受けて社会的な制裁を受けた。それ
なりに反省して生活の再出発をしているはずだ。それを再
び制裁を受けるのではたまらない。しかも、たまたま年金
が社会問題化し、政治家のパフォーマンスの対象になっ
てしまっただけであり刑事告発する社会的な必要性はまっ
たくない。
誰しもお金を管理していれば横取りしたいと誘惑に駆られ
る。しかし、一度制裁を受けているのなら、それで充分である。
必要を超えた弱いものいじめはよくない。
