2007年11月14日アーカイブ
久しぶりに安倍前首相の顔をテレビで見た。テロとの闘いを継続するための給油法案
が衆議院で可決されたこともあったので気分もよかったのだろう。うつろな表情はさすが
になくなった。
安倍といえば、赤ちゃんポストだ。安倍は「赤ちゃんポストは、育児放棄を助長する」
という事を言っていた。
その赤ちゃんポストが運用を始めて11月10日で半年になった。これまでに8人の
乳幼児が赤ちゃんポストに預けられたという(新潟日報11月11日)。
子どもを預けた母親の気持ちはいったいどうなのだろうと、いつも思う。自由になりたく
て預けたのか、それとも、断腸の思いで置いてきたのか。しかし、親の感情の内容がど
うあれ子どもが助かることはいいことではないか、と思う。
育児放棄につながるという人は、子どもが実際に虐待を受けていたり、乳児が遺棄され
ている現実をどのように考えるのだろうか。経済的な貧困は精神の貧困につながる。いくら
親としての責任を果たせと言われても、鈍感になってしまった心には響かないこともあ
る。そうであれば、社会が子どもに救いの手をさしのべることが本当の人の道のはずである。
