2007年12月 8日アーカイブ

 上越タイムスで作家の杉みき子さんが歌を紹介していた。

「ああたれもおのこ子なんか産むなかれ征かせて念仏踊りなどすな」田村広志

 戦争に行かせるくらいなら子どもなんて生まない方がいいと言っている歌だ。

 

 これを読んで、すっかり、今日がどういう日かを忘れてしまっていた自分に気

がついた。ああ情けない。

 

 戦争について考えたのはいつだったのだろう。記憶にあるのは、小学生の高学

年の頃、大和デパートで見た原爆展の写真だ。母親と子どもとが手をつないでいる

ものの呆然と立ち尽くしている姿や痛ましいケロイド状の皮膚などに戦争に対する

嫌悪感を抱いた。

 大学生になって、広島に行き、原爆資料館を訪問した。

 東京でたまたま家永教授の教科書裁判の審理を傍聴して、家永教授の真摯な姿

にうたれ、教授の『太平洋戦争』の著書を読みふけり、日本の近現代史を自分なり

に勉強してきた。そうだ、そうだ、私もそれなりに戦争の問題を考えてきたのだ・・・。

 戦後60年が過ぎ、戦争の記憶も憎悪も忘れ去られようとしている。でも、今日くらい

は平和の貴さをかみしめたい。

 

 今日は、日本が無謀な侵略戦争を開始した日である。

 

 

 

 

 

 

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