2008年8月13日アーカイブ

 ある多重債務の方の相談を受けた。話を聞くと、昨年8月に新聞の折り込み

チラシをみた。それには、東京の弁護士の無料法律相談会が上越市で開催さ

れるという内容だった。彼はそれをみてその会場に相談に行って弁護士に面談。

事件を引き受けてもらうことになった。

 

 しかし、どうも事件処理には問題がある。

 

 1 彼には複数のサラ金の他に商工ローンからの借金もあった。しかし、この

弁護士は、サラ金の債務整理はしたものの商工ローンには何の解決もしようと

していなかった。

 2 彼には住宅ローンもあり、私の見立てでは借金の任意整理よりも個人再生

申立という法的整理を選択して、住宅ローン以外の債務の減額をし、かつ住宅ロ

ーンの支払い継続による住宅保持という選択の方が抜本的な解決になるものと

思われた。その意味で、サラ金だけの整理をしていたのでは、彼の根本的な要求

を満たしていないのではないかと思われた。

 3 受任後の相談はすべてFAX或いは電話だったようだ。これでは、弁護士と

顧客との意志疎通が図れないのではないか?

 

 最近、マスメデアで広告をして大量に多重債務者の案件を引き受けている弁

護士がいる。しかし、その事件処理は本当に顧客のためになっているのか、疑問

となるものが相次いでいる。

 

 

 

 

 

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