2008年9月28日アーカイブ

 中山大臣は、最初の発言でもう辞任せざるを得ないと割り切ったのだろう、「日教

組をぶっ壊す」まで言ってしまった。これは、本音だ。

 憲法的な観点からいえば、結社の自由を認めない暴言である。常識的にみても、

教員の労働組合で戦後から今日に至るまで組織として活動をしてきたという実態が

あり、当然、多くの教員が自主的に参加してきたという事実があるにもかかわらず、

その「存在」すら認めない。それは異論を排除するというもので、社会にはそれぞれ

いろいろな考えをもった人々がいるという前提すら認めないというものだ。これでは

民主主義は成り立たない。異論があることを前提に表現活動により多数を獲得し、

政策を実現するというのが、民主主義の本質だからだ。

 麻生首相は、大臣である人とそうでない人とでは発言の重みが違うという。しかし、

国会議員も、立法府の一員である。この種の異論、異物の存在自体を否定すること

は許されないと思う。中山は、議員を辞職するべきである。

 

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