2008年9月29日アーカイブ

   私も、ことばで仕事をしている。法廷でも事務所でも言葉を使う。言葉でそれを聞

いたり読んだりする人に自分の考えをわかってもらう。そして相談者に理解を求める。

書くこと、話をすることは、読むこと、聞くことよりも数段に難しい。自分の言葉を読ん

だり、聞いたりする相手に理解してもらうためにいろいろと頭を悩ませるからだ。

  だから、しんどくもあるし、なかなか筆がすすまない時もある。

 麻生首相の発言はワンパターンだ。聴衆からウケを狙おうとする。「アルツハイマ

ーだってわかる」とか、名古屋の聴衆に向けて「岡崎だからよかったけれど」という

のはその類である。それが実際にウケるかどうかは知らない。しかし、麻生はその話

のネタになる人々がどのように思うとかは考えないし、逆に聴衆がすべて自分の言う

ことに笑ってくれるだろうと思い込む。そういう意味で自分が発する言葉の影響力を

吟味できないまま、話をしてしまう。このようなことを繰り返していることからすると、考

えの基本形式がそうなっているので、これは努力しない限り一朝一夕には簡単には

直らない。

 中山も失言・暴言を繰り返したが、任命責任がある麻生も今後失言を繰り返すかもし

れない。

 

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