2008年11月27日アーカイブ

 早朝、あるお客さんから相談があった。

 

 雑誌に、東京の貸金業者の「500万円融資します」という広告が掲載されて

いた。どうしてもお金を用立てする事情があったが、銀行からの借入れもいっぱ

いで銀行からの融資も期待できない。そこで、恐る恐るその業者に電話した。

 すると、電話に出た者がこう言った。

 

「500万円の融資はできないが、何とかあなたにお金を渡せるように努力します」

 

 業者が言うには、カー用品の量販店に行ってクレジットカードの与信額いっぱい

に買い物をしてこい。その品物を渡してくれたら、お金を融資するから、ということ

だった。

 

 こちらが、カー用品なんて知らないというと、業者が上越市内の量販店に電話し

てこちらの名前でカーナビなど合わせて70万円ほどの商品をこちらの名前で注

文してしまった、という。業者から電話があり、クレジット契約をしてきてほしい、と

言われた。

 

 こちらは、なにか変だなあと思いながら、それでも融資してくれるかもしれないと

期待してその量販店に行ってクレジットカードを差し出した。業者と量販店とではも

う話がまとまっていた。量販店は、こちらが差し出したクレジットカードを機械に差込

みながら、契約は成立したが、高額な品物なので店内にない、明日メーカーが納品

するから、商品は明日取りに来てくれ、と言った。

 

 変だなあ。本当に融資してくれるのか? 商品だけ渡してハイ、サヨナラではこち

らに70万円の借金だけ残る。これって詐欺か、と思うと夜も眠れない。夜中中考え

て夜が明けた。弁護士に相談するしかないか、と思って電話した。

(つづく)

 

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