2008年11月30日アーカイブ

 車に乗って相談者とともにカー用品の量販店に出向いた。小雨が降っていた。

果たして店の脇に業者から送り込まれたと思しき30過ぎくらいの男性がいた。

 

 恐る恐る近づいた。「あなた、〇〇さんを待ってたんですか」と聞いた。

 相手、ぶっきらぼうに「あなた誰ですか」と聞く(そりゃあ当然だ)。

 私「弁護士の馬場というものですが・・・。」と名詞を差し出す。

 相手、私を避けるようにして、携帯電話で誰かと連絡を取り始める(怪しい)。

 相手「私〇〇さんなんて知りません。帰ります」という(う~ん、あやしい)。

 

 何と、店の駐車場にタクシーが待機していた。相手はそのタクシーに乗り込も

うとしていた(ますます怪しい)。

 

 いったん後部座席に乗り込んだ相手に「話あるんだから出てきてくださいよ」

と呼びかける。こちらを無視して発車されたら終わりだが、なぜか相手、また外

に出てきた。

 私「あなた、〇〇さんに会いに東京から来たんでしょう?」という。

相手「いや、東京じゃないです、千葉ですよ」(やっぱり怪しい)

 私「名前はなんていうの、何しに来たんですか?」という。

相手「名前名乗る必要ないでしょう。何しに来たなんていう必要ないでしょう」

 私「〇〇さんから品物引取りに来たんでしょう?」

 こんな問答をしばらく繰り返した。しかし、埒が明かない。相手は逃げようとする。

こちらは逃げないようにさえぎる。これも何度か繰り返した。

 

 私「仕方がないから警察に電話しますね。」という。

 そうすると、相手の態度が急に変わった。

相手「待ってくださいよ」といってきた。やっぱり相手は、〇〇さんに会いに来た

のだった。

(つづく)

 

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