2009年1月 4日アーカイブ
昨年は、本町6丁目にある古い映画館を何とか維持してもり立てていこうと
いうことで、「街なか映画館再生委員会」という団体を立ち上げました。今年は
何とか飛躍の年にしたい、注目されるような活動をしたい、と思っています。
小学校4年の時です。学校で卒業生を送る会というものがありました。クラス
で一つ音楽でもいい、劇でもいい、演芸を一つ披露するということになっていま
した。しかし、私のクラス、先生が悪かったのか、生徒が悪かったのか、前日
になってもまったく出し物が決まりませんでした。担任の女先生も、サジを投げ
たようで、ホームルームが終わってさっさと教務室に帰ってしまいました。残った
のは、生徒だけ。中には、その日の夕方にあった山寺の催し物に行きたいといっ
て帰ってしまう生徒もいてもうクラスはばらばらでした。
途方に暮れたものの、何かしなければいけないと思って考える真面目な生徒
もいたのでしょうか?ない頭で考えついたのが、毎週放映されていた「寺内貫
太郎一家」をそっくりやっちゃうこと。これだったら、みんなみてたので脚本は要り
ません。おまえは、太っているから貫太郎だ、あいつはカッコいいからジュリーに
してやれ、あの子はきれいだから恋人役だ、私はたしか左とんぺいの扮する貫
太郎家の従業員だったでしょうか、になりました。ばらばらだった気持ちもいつの
まにか一つになり、夕方ころには一つの立派な劇となり、帰宅の際は自信満々。
さて、当日はどうだったのか?舞台袖から寺内貫太郎一家になりきって演ずる
仲間の動きとそれを観る全校生徒の笑い顔をみて自分なりには大成功だった
と思いました。劇っておもしろいなあ、みんなと悩みながら創るっておもしろいな
あと思いました。これが、「街なか映画館再生委員会」にかかわっている原点か
もしれません。一つの劇を創りあげるまでの苦しさ、楽しさを、この前日の数時間
のうちに学んだ気がします。 演劇や映画を鑑賞できる劇場を作り上げる。やっぱ
り楽しいと思います!
