2009年1月29日アーカイブ
私の弁護士業務の中で主要なものは、破産などの債務整理と離婚を中心に
した家事事件。現代の典型的な街弁(マチベン)です。個人の顧客が中心です、
出張なんてないだろうと思うかもしれませんが、これが結構あるのです。
意外に多いのが離婚事件の出張です。なぜか?
例えば、上越の女性が東京の人と結婚して東京で生活をしていたが、別居し
して実家に戻ってきたとしましょう。離婚はまず調停から始めなければなりませ
ん。調停は、「相手方の住所地の家庭裁判所」でなされることになる(家事審判
規則129条1項)ので、東京に申立をすることとなります。調停は話し合いなの
で、申し立てられた相手方が出席しやすい場所で審理をさせることとしたのだと
思います(ただし、調停が不調になった場合、裁判で離婚することとなりますが、
この場合には離婚事件は、「当事者が普通裁判籍を有する地・・」ですから、男
性の住居地の東京地裁に訴えてもいいし、女性のの住居地の新潟地裁高田
支部に訴えていいということになります)。
だから、相手方に話し合いを求めて弁護士は出張することとなります。今まで
行ったところと言えば、札幌、東京、長崎などなど。それぞれ思い出に残る事件
が多いです。
