2009年2月 8日アーカイブ

  「村山陽作品集」(新潟日報事業社)を購入しました。私が高田高校在学中、

先生が美術教師として同高校に勤務されていたことは前に書きました。表紙

絵の「今日は何色でいこうかな」は1981年の作品で私が在学中の時とか

さなっていて何となくその当時のことを思い出しました。

 先生の絵を年代順にみていくと、先生の画風が変わっていくのもわかります。

1959年の作品「あこがれ」は、少女の横顔を題材にしているのですが、先生

のいつも描かれる絵とはちがうかなり抽象的な絵です。大和の作品展で先生

にお聞きしたところ、先生は「この頃抽象画がもてはやされて、自分は具象の

道に進もうか、それとも抽象の道に進もうか迷っていた頃の作品なんです」

と言っておられました。たしかにそのころを境に画風が変わっていくのがわか

ります。

 少女の横顔の作品は先生の定番です。つぶらな瞳とピンと立った鼻。やさし

そうなだけでなく前向きに生きようとうする姿が感じられます。杉みき子先生の

まえがきには「あるいは無意識なのかもしれないけど、彼女たちが自分なりに、

現在をけんめいに生きようとしているその精神性が、画面にゆらめく光となって、

見る者の心を一そう引きよせるのでしょう。」ともあります。

 誰か先生の絵が飾られる美術館造ってくださいませんかねえ?

 

 

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