2009年2月 9日アーカイブ
今日はいろいろお世話になっている年配の女性のお客さんからお叱りを受けました。
「馬場はたくさん離婚事件を扱っているみたいだが、簡単に離婚を勧めているのではないか。でも、簡単に離婚させていい
ものではない。離婚は当事者の問題だけではない。それぞれの父母、家族、親戚が結婚するにあたっていろんな努力をし
てきたのに、離婚によってそれが崩壊し、いろんな人が迷惑を被る。離婚が簡単にできる世の中は問題だ。」
たしかに、離婚事件は多い方だと思います。一つには離婚事件は世の中の縮図みたいなところがあり(そういう意味では
債務整理事件も同じ)その事件を扱っていると世間の常識からはずれることがないという妙な安心感があるからです。それ
から、やっぱり夫婦関係で一方が他方から人間的に扱われていないようなことを聞かされると一人の人間として同情したく
なるからです。
婚姻生活に疲れた、もう自由にさせてほしいと言うのであれば、私はその方がいいと勧めます。私は、意味もなく耐えるこ
とが嫌いな性格だから、そういうアドバイスをするのでしょう。 よく、子どものために離婚しないという人がいます。しかし、婚
姻生活が冷えきっているのに、その中で子どもを育てるのが本当に「子どものためなのか」?全然、私はそう考えません。
見栄よりも愛情を、と考えるのです。 自立できないから離婚できないという人もいます。でも、パンよりも自由が大切ではな
いかと私は思います。切り詰めながらも自由に生活する人もたくさんいるからです。
このように考えてしまうので、婚姻生活に疲れた人には迷わず一歩踏み出すことを勧めています。だから、年配の方には
余り受け入れられないかもしれません。
