2009年4月13日アーカイブ
上越市内の中学校の出来事。フットサル大会で既に一時リーグ突破が決まっ
ていたところ、一位通過すれば相性が悪いチームと準決勝でぶつかる可能性が
あったため、次の試合でコーチの教頭が二位通過で別のブロックに入るよう故意
に大敗を指示。生徒はその指示にしたがって6連続のオウンゴールして、試合は
0-7で試合に負けた。二位通過で決勝トーナメントに進んだものの、結局は準々
決勝で破れたとか(新潟日報4月10日)。
準決勝の前に破れたのですから、まず自分たちのチームの実力すらわからなかっ
たようでまぬけな話です。でも、私はとても笑えません。
自分がもし、その場で選手として出場していたらどうか。勝ちたい一心でそのコ
ーチの指示に忠実に従ったかもしれません(思わず、自分の中学生時代を思い
出しました。余りいい思い出がありません。正直、卑怯な人間だったと思います)。
では、今、現場でそのコーチと同じ立場にいたらどういう判断をしたのか?子ども
たちが県大会に進みたいと言ったら、コーチとしてはその願いに応えざるを得ない
かもしれない・・・。でも、今の自分はさすがにそうは言わないと思います。さすがに
少しは成長しました。やっぱり故意のオウンゴールは相手に対して失礼だからです。
「勝ちたい一心」というのは、相手の存在を忘れてしまっています。相手がいてこそ
試合もできて切磋琢磨できる。最低限度相手が存在していることに敬意を払う必要
があるでしょう。
こういう極端な例はありませんが、自分の子どもたちの試合をみていると、相手に
対して挨拶ができなかったり、勝って当然という不遜な態度を取る人もいます。オウ
ンゴールをしたチームの生徒は、もしかしたら、重大なことをしてしまったということに
気がつかなかったかもしれません。でも、他人から批判されることでやり直しもでき
るはず。申し訳なかった、という反省の気持ちが次の試合につながってほしいと思
います。
