2009年5月 2日アーカイブ

 朝日新聞によると、県教育委員会は、選手に指示した教頭から聞き取り調査

をすることを決めた、という(朝日新聞4月11日、高木真也記者の署名記事)。

 この問題では、既に日本サッカー協会が教頭に対して12ヶ月間の活動停止

処分をしている。サッカーの品位をおとしめたという意味では、この処分もやむを

得ないと思う。

 でも、この問題、教育委員会が調査に乗り出すような性質のものか?教育的

観点から事柄をみた場合、教頭の指導は子どもらに対する教え方を間違ったと

いうものに過ぎない。しかし、教え方を間違ったりすることなどはよくある話だ。

それを一々教育委員会が取り上げることなどしないはずだ。

 教頭の誤った考え方は、子どもらからの黙示的な批判、試合を見ていた人たち

からの批判、当然協会からの公式的な批判、によって是正されるはず、と私は

思う。だから、教育委員会が調査に乗り出す必要性はまったくない。むしろ、教員

一般に対する監督、処分権限をもつ教育委員会がなんらかの処分をすれば、教育

指導に対する萎縮効果を生む。

 教育とは対話だと思う。こんな教育指導上の問題に、教育委員会が乗り出そう

とすること自体、県教委自身教育の本質すらわかっていないのではないかと私は

もう。

 この問題を起こした学校が「直江津中等教育学校」という県公認のエリート校ゆ

えに間違いは許されないとでも県教委は思っているのか?ああ、いやだいやだ・・・。

 

 教頭のやったことは間違っている。しかし、それは教育の現場で解決すればい

いので、教育委員会が問題視する必要はない。高木記者の今後の記事を期待

するが・・・。

 

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