2009年8月27日アーカイブ
ある新聞社から総選挙についての感想を聞かれたので、とりあえず自分なり
の整理をした。
現在の情勢からして政権交代の可能性は高いと思う。マドンナ旋風で参議院
社会党が大躍進した時との比較を聞かれたが、質が違うと思う。
あの時は政策に対する不満が爆発したものであった。参議院が逆転したから
といって、政権が交代するというものでもなかった。これに対して今は政権に対
するあきらめだ。長く続いた政権が交代するというのに、それを支持する人たち
の巻き返しの力や声すらまったく聞こえてこない。政権を批判することと倒すこと
とは質的に違う。長年続いた政権にノーと初めて国民の総体が言えること、これ
は本当に大きな意味のあることになると思う。
しかし、総選挙後の次の政権が国民の期待に応えてくれるかということはまた
別の話で、まったく楽観的な気持ちにはなれない。民主党の中には自民党以上
に安保政策でアメリカ寄りの人、、自由主義的な人たちが少なからずいる。地方
の疲弊、拡大する貧困にどれだけ目配りしてくれるのか。政権をとればとったで
最大野党との間で憲法改正についての協議も行わざるを得なくなるだろう。
つまり、政治の混乱は続くので全然楽観的な気持ちにはなれない。
