2009年10月19日アーカイブ
朝日新聞に高史明のインタビュー記事が掲載されていた(朝日新聞10月18日「追憶の風景 作家高史明 下関彦島「
殴り殴られ 目覚める自我」。
高さんは、在日朝鮮人の作家である。中学生の時、彼の代表作「生きることの意味」を読んだが、時代背景がさっぱりわ
からずに難しかった。それでも、背景には貧困、差別があることがなんとなくわかったのだろう、気になる作品だった。大学
に入ると、教科書問題に関心が向くようになり、日本の近代史や在日朝鮮人の問題などをそれなりに勉強するようになり、
「生きることの意味」をもう一度読み直してみた。このときは言葉の一言一言が身にしみいった。その後、思い出すたび繰り
返し読んでいる。高さんは、43歳の時に一人息子が自ら命を絶ってしまった。その後、親鸞に傾倒し、「現代によみがえる
歎異抄」などの宗教的な著作も多数著している。
