2009年10月31日アーカイブ
今年の3月に家族と一緒に沖縄を旅行しました。嘉手納町から沖縄市に向かう道は右側がずうっと高い塀になっていまし
た。途中に道の駅「かてな」があり、そこで休憩。ふと地図を見ると、そのはす向かいには「安保の見える丘」とありました。
たしかに、少し道路よりも10メートルほどの小高い丘が道の脇にありました。ネーミングにひかれて子どもたちを連れてそ
の丘に登りました。丘からは広大な嘉手納基地の飛行場が見えてきました。どこまでも基地であるかのような錯覚を覚える
ほど広いのです。「基地と隣り合わせ」「基地の中の沖縄」基地を抱えながら生きていかざるを得ない沖縄の現実を丘に登
ることによって初めてわかることができました。恩納村のホテルに宿泊していましたが、嘉手納の道路を車で走らなかった
ら、安保の見える丘に登ってみなかったら、沖縄に基地があるということを気づきもしなかったでしょう。
今、普天間基地の移転がしきりに議論されています。辺野古でいいじゃないかとか、嘉手納統合でいいじゃないかとか。
しかし、いずれの政治家の言葉も、なぜか魂のこもった言葉に聞こえない。政治家には一度は「安保の見える丘」に登って
ほしいと思うのです。
