証人喚問 籠池証言の結末と安倍政権

(100万円の贈与の有無について)

 100万円の贈与についての籠池理事長の供述は具体的で生々しかった。籠池は、もらった直後に幼稚園職員に話したというのだから、真偽を確かめたいのであれば、職員から話を聞けばいい。他方、昭恵夫人は、園長夫人に対して贈与について「覚えていない」とメールをした。渡していないのであれば「ない」と断言すればいいのにそういわない。これに対して園長夫人は「ひどすぎる」と回答。渡したのに渡していないと手のひら返しをした昭恵夫人を非難しているように思える。昭恵夫人のメールがむしろ怪しく思われる。

 報道は、昭恵夫人が贈与を否定しているかのように伝えているフェイスブックの「渡した事実がない」との記載が根拠のようだ。しかし、これは、政権におもねっているしか思えない。昭恵夫人は上記の通り、メールでは100万円の贈与について「覚えていない」と言っているだけだ。他方、フェイスブックの記載は、どう考えても官僚が籠池の話しを聞いた後で作成したものである。いずれにしろ、昭恵夫人から直接に話しを聞かない限り、100万円の贈与があったのではないかと多くの人が思っても仕方がないだろう。

(幕引きの方法)


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 証人喚問 籠池証言の結末と安倍政権

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.baba-law.jp/cmt/mt-tb.cgi/1096

コメントする

このブログ記事について

このページは、馬場秀幸が2017年3月26日 19:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「証人喚問 政権側の印象操作に騙されるな。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.0