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ココラ22回目 保証

知人から絶対に迷惑をかけないから、アパート契約の保証人になってくれないかと言われました。保証をしても大丈夫なのでしょうか。

保証とは、他人の債務の肩代わりをするというものです。例えばお金を借りた本人が返済ができなければ、それに代わって支払をしなければなりません。つまり、売買とは異なり反対給付を受けることもなく、ただ一方的に債務だけを負わせられる契約であり、全く割の合わない契約です。 
しかし、依頼をしてきた人との人間関係から断りづらく、保証をするときは未だ責任が現実化していないために、「絶対に迷惑をかけることはないから」などと言う甘い言葉を信用して安易に保証をしてしまいがちです。
しかも、賃貸借契約のような継続的な契約の保証の場合には、家賃の未払いが長期化すれば保証の額も当然に大きくなります。しかも、家主は保証人がいれば安心と考えますので、住人に明渡しを求めることもせず未払いの賃料を放置することもあります。
つまり、保証は危険な契約です。「この人のためなら損をしてもいい」と思わない限り保証をするべきではありません。