伊藤四朗 驕れる者は久しからず
朝日新聞を定期購読していますと、月に1回「スタイルアサヒ」という小冊子が配布されてきます。たまに読むとおもしろく。
今回の冒頭の特集は「私の大切な言葉」
喜劇役者・俳優の伊藤四朗「驕れる者は久しからず」
「うたかたのように消えて行った役者を何人も見てきました。人間いい気になると、春の夜の夢のように消えてしまう。自戒の念を込めて、私はこの言葉をいつも頭に置いています」とのコメントがありました。私も小さい頃お調子者で、父から「調子に乗るな」「生意気になるな」といつも言われていました。
医師・小笠原望「どんなに辛くても舞台は回ります」
「病気や子育て、介護など、人生にはドン詰まりの時期がありますよね。でも、ずっとは続きません。何かの力が働きます。・・・目の前の仕事を繰り返していく。目の前のことだけ。今日と明日でいいんです。その繰り返しで一週間が成り立てば、それでいいじゃないですか。そのうち舞台は回ります。」
いいお話と思います。いろいろやろうとしてもできないことはある。無理をする必要はない。やれることをやればいい。その内に回りが動き出す・・・。
小笠原医師は、高知県四万十川のほとりの診療所で働いています。「スタイルアサヒ」で「診療所の窓辺から」というエッセイを連載中。