8月31日 山上容疑者のこと
殺害行為を肯定する気持ちはさらさらない。しかし、その後の報道から、山上容疑者の生い立ちには同情する。 こんなことを書いたら不謹慎だと言われるだろうと思われるかもしれない。でも、もしかしたら大事なことだとも思うので書い …
殺害行為を肯定する気持ちはさらさらない。しかし、その後の報道から、山上容疑者の生い立ちには同情する。 こんなことを書いたら不謹慎だと言われるだろうと思われるかもしれない。でも、もしかしたら大事なことだとも思うので書い …
起訴されたらすぐに保釈請求を出してくださいねと言われていたのに、それをすっかり忘れてしまっていた。 慌てて保釈請求書を提出し、接見に出向いてそれをわびたが、依頼者からは恨まれた。翌々日には手紙までもらってしまった。「 …
『拾われた男』は、簡単にいえば、かつて家族のことを理解できずに家から離れた者が、もう一度、家族と交流し、家族のことを理解しようとした物語である。
日本の近未来のお話である。満75歳から生死の選択権を与える制度が国会で可決された。死ぬことを選択すると政府から10万円の給付金をもらって贅沢ができる。そして、「その時」が来るまでコールセンタースタッフがサポートしてくれ …
最近、以前仕事をしたことのあるお客さんからの相談が相次いでいる。 いずれも10年以上前の事件だ。一人の女性は、一回目は離婚の相談。今度はお子様の話。もう一人の女性は、一回目は家族が経営してきた会社の倒産。今度は親戚の …
少し肌寒くなってきましたね。秋の気配を感じるようになりました。 ビデオ録画していたNHKドラマ『空白を満たしなさい』を観ました。 物語は、3年前に会社の屋上から転落死した徹生(柄本佑)が、ある日突然よみがえって家族 …
なるべく敷居は低いようにしたいけれど、怖いこともなくはないので、インターフォンとカギは電動にして、来訪される方には随時インターフォンで用件を聞きながらカギを開けるようにしています。飛び込みのお客さんには申し訳ないのです …
飛び込みのお客さんで記憶に遺っていることがいくつかある。 高田に来て事務所を開設したばかりの頃だ。今から20年前のことである。まだ、そのときは、私と職員一人の二人事務所だった。 ある日、いきなり観音開きのドアをドン …
最近来られた方の事件は、その方に住宅ローン債務が残っていて、その債権の譲受会社が時効が成立するのを阻止するために簡裁に訴えを提起したというものだった。 債権者側にしてみれば、残債務がまだ残っている、ところが、債務者の …
予約も取らず、電話も入れず、突然に来るお客さんのことを、うちの事務所では「飛び込みのお客さん」と呼んでいる。 ほとんどの法律事務所は、お客さんからの相談を受ける場合、まずお客さんと日程の調整をしてから来所いただくこ …