北朝鮮のミサイル発射にも最近は冷静になってきたのではないか?
今日も北のミサイルが発射されたという話だが、それへの私たちの対応は随分冷静になってきたのではないか。
冷静になった原因は米朝対話、南北北朝鮮の実現だ。トップの対話が実現したことによって、しばらくの間北朝鮮のミサイル発射は停止した。ミサイルによる威嚇が自国の体制の保障を求めての対話の呼びかけであったことが私たちにも理解することができた。
もちろん、まったく心配ないなんて言うつもりはないが、事態を冷静に認識するのは決して悪いことではない。2年前はミサイルが発射される度にアラーム(警報)が鳴った。安全なところに逃げてくださいというアナウンスがされた。安全なところなんてどこにあるんだよと思いながら、警報が鳴る都度頭を抱えた人もいただろう。その不安に乗じて憲法9条の改正もやむを得ないという雰囲気まで持っていかれるところだった。
少しは日本も冷静さを取り戻しつつあるのではないかと思う。