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　今月のインタビューは、元東京高裁の裁判長の原田國男さん。今まで２０件以上の逆転無罪判決を言い渡した人。弁護士にとっては希望の裁判官である。
「裁判というのは、プロセスをしっかりと行うことによって真実が『ある程度』わかってくるということですから、プロセスが大事なんです。」だから「良い弁護士を育てるには良い裁判官と良い訴訟指揮が大事なんです。それがあると弁護士さんが目覚めるんだよ。そうすると一生に残る無罪獲得事件になるんです。」
　どの裁判官もこういう考えをしてくれたらもう少し日本の裁判も変わってくるんではないかと思うんですが。