雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

1月30日 酒気帯び運転の刑事弁護

2022.01.30

 今日は、酒気帯び運転で道路交通法違反に問われた被告人の刑事弁護。
 被告人は20代。自白事件だったので、審理での課題は、この若くて未来があるこれからの被告人に反省してもらうこと。これについては、弁護人も検察官も裁判官も同じ思いを抱いているので、尋問では三者からかなりきつい質問が被告人に浴びせられた。
 被告人にはきついかもしれないが、三者それぞれおせっかいをやくことができるのは、この法廷の場でしかない。検察官も、裁判官も、厳しい質問をしているが、被告人の更生を願っている気持ちが、質問を通じて伝わってくる。こういう法廷もたまにはいいなあと思った。被告人もボクらの気持ちわかってくれるといいのだが。

馬場秀幸  カテゴリー:その他