11月20日 朝日新聞「読者のRanking」さだまさしの心に残る曲は何?
今日は、「さだまさし」の話です。朝日新聞be on Saturday「読者のRanking」さだまさしの歌の中で読者の心の中に残る作品のアンケート結果が載ってました。
1 精霊流し、2 秋桜、3 関白宣言、 4 無縁坂、5案山子 6 北の国から~ 7 雨やどり、 8 道化師のソネット・・・と続きました。
私(中学時代から今までさださんの大ファンです)は次のような順位から。
1 精霊流し、2 秋桜、3 無縁坂、4 道化師のソネット、5 案山子、って感じかな。
みんな、さださんを好きな人は、結構、好みが似てるんだなあ(笑)。
「精霊流し」は恋人に先立たれた女性の心情が描かれたもの。バイオリンの旋律が、川に流れる灯篭が次々から次へと静かに流れていく情景をイメージさせて、もう自分としては日本歌謡のクラシックという評価。「秋桜」。縁側で老年の女性が縫物したり、日向ぼっこしたりしている姿が目に浮かぶ。毎年、この秋の時期になるとこの歌やこの歌を歌っていた人のことを思い出して自然に涙が流れてくる。さださんの歌の特徴はメロディーもしっかりしているが、歌詞とメロデーがうまあく結びついて歌詞の情景がクッキり浮かんでくるところにある。小さい頃からバイオリンを弾いてクラシックの素養があり、国学院大学で国文学を専攻した経歴が背景にあるのだろうか。
さださんが言うには、トップ10のうち9曲が20代の頃につくった歌、しかも「全部『家族の歌』。実はあのころ、意地になって家族の歌ばかり歌ってた。だから、これは僕の『闘争の記録』」。時は70年代。親と同居しない暮らしが広がる。「「本当にそれでいいの?」そんなメッセージを歌に込めた」という。