11月26日 統一教会と自民党の共鳴
今日は、市民プラザで統一教会の話をした。
下記のような話をした。
・被害者救済新法は、被害者の方々の生の声をじっくり聴いて策定されるべきだ。政局の材料にするべきでなく今国会で制定を急ぐ必要はまったくない。
・統一教会に対する解散命令は、彼らがしてきた霊感商法の実態や過去の解散を認めた事例(オウム真理教、明覚寺)からしても、十分に解散が認められるはずだ。これについては、所轄庁は迅速に裁判所に申し立てをするべきだ。政府の真剣度が問われている。
・統一教会は政権政治家の看板がほしかった。自民党は選挙への支援がほしかった。だから、これまで深く相互に協力をしてきた。自民党の政治家は統一教会が霊感商法により多くの被害者を生み出してきたことを知っていたはずである。過去の協力関係を真摯に反省することを表明していれば、ここまで自民党や岸田政権の支持率も低下することはなかっただろう。世論を甘くみていたとしか思えない。
・これからも、山上容疑者の起訴がなされれが、裁判の公判はしばらく続く。わすれっぽい日本人にはこの事件を忘れたくてもしばらくは忘れられない。政治家にしつこく反省を迫っていくことが必要だ。