雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

11月29日 どうする立憲民主党?

2021.11.29

 今回の衆議院選挙は、護憲派政党の立憲民主党や日本共産党が議席を減らす結果になりました。残念です。
 立憲民主党は、代表の枝野さんが辞任し、代表選に突入。共産党との共闘の継続の是非が焦点になっているようです。とても心配です。立憲民主党も、共産党と共闘が解消になれば今後の選挙が心配でしょう。共産党も共闘を解消されてまで候補者を下ろす、選挙協力を惜しみなくすることはありえません。他方、路線を変えて国民民主、維新と連携して中道右派路線をとるにしても、その中で埋没したり、自民党の差別化が図れなくなる。どちらにしてもいばらの道になると思われます。
 私個人としては、立憲民主党には結党の精神、つまり希望の党から排除された人たちが立憲主義と民主主義を守るために結束して立ち上がったというものを堅持してその主張を維持して広げていってほしいと思っています。
 では、立憲民主党が中道右派路線をとったらどうなるのか?護憲派、或いは左派としては落胆せず、新たな左派グループをつくる動きがまた出てくるでしょう。私はそんなに悲観していません。

馬場秀幸  カテゴリー:その他