雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

3月2日 竹園3丁目

2020.03.02

 筑波研究学園都市にあった姉の住居に一週間ほど居候させてもらったのは高校3年の春休みだった。もうずいぶん前のことだ。高田から特急あさまに乗り、上野駅で常磐線に乗り換えて荒川沖という駅で降りる。たどり着いたのが竹園3丁目にあった姉夫婦のアパートだった。そのころは筑波大学をはじめとした研究施設がどんどんできて、街も現在進行形でどんどんできあがっていった。ボクはそのアパートに居候し、毎日、大通りの自転車をこいで荒川沖駅に行き、そこから常磐線に乗って東京に行き、東京の予備校の春季講習に通ったのだった。いろいろな刺激を受けた一週間だった。
 今、その大通りを車で通る。姉夫婦も二人の小さな子を二人抱えて懸命に生活をしていた。そんな記憶がよみがえる。みんな若かったなあと思い出しながら運転している。

馬場秀幸  カテゴリー:その他