3月7日 接待の見返りは何?
司法修習生のとき、ある司法関係者の方から「賄賂をもらう役人は仕事ができる役人だ」と言われてなるほどと思ったことがあった。
それは、当然といえば当然で、お金を使って接待する以上は何らかの見返りを期待する。見返りは確実に返ってこなければ意味がないから、接待の対象は当然権限があったり、仕事のできる役人に絞られてくる。
そういう意味では谷脇康彦総務審議官は、まさに「仕事のできる役人」だったのだろう。
東北新社にしてもNTTにしても、接待攻勢をかけることによってどのような便宜を得ようとしたのだろうか?マスコミにはその事実を追及してほしい。「情報交換」しただけだという官邸側の弁解を垂れ流して報道するだけでは報道機関としての価値はない。