5月5日 アメリカの底力 社会の資源を総動員して「どん底」から這い上がる気迫
朝日新聞で元ニューヨーク駐在記者が米国と日本のコロナ対応を比較していた(朝日新聞2021.5.2、江渕崇「感染爆発 向き合った米の底力」)。
米国は、世界最悪の犠牲者を出しながら社会の資源を総動員してコロナ対策にあたった、既にニューヨーク市民の過半数が最低1回ワクチンを受けている、経済でも、米国の失業者は一時2300万人を超えたが、日本の国内総生産に匹敵する規模の財政支出を矢継ぎ早に決め、家計への現金給付も成人一人当たり最高計3200ドル(約35万円)に上る。記者は、そこからみえるのは「対策が小さすぎて後悔するくらいなら、過大になってしまう弊害をあえて選ぶという姿勢だ」という。
自分なんて、毎日すごい数の死者数を出したあのアメリカが何で?と思ってしまう。米国に対してだけではない。そういうビックリは、コロナ感染の抑え込みに成功している韓国や台湾に対してもである。
自分や自分の国の立ち位置を冷静に相対的にかつ客観的に観る必要がある。