7月5日 ウルドゥー語の通訳人さんはいませんか?
パキスタン人が被疑者の国選弁護事件にあたってしまった。
言語はウルドゥー語。上越のような田舎町にはもちろんのこと、新潟県内にもウルドゥー語の通訳人はいない。
とにかく早めには接見に行かないといけないので、とりあえず一人で行ってみた。
日本語を話せるかと聞いたが、日本に来たのは3年前で、片言の日本語しかわからないと言った。
こまったなあ。でも、もしかしたら英語が話せるかもしれない。
「Can you speak English?」と聞いてみた。そうしたら、Yes,と回答があった。これなら少しいけるかも。
まずは、自己紹介だ。
「Iam a lawyer.」と言ってみた。そうしたら、少し微笑んでくれた。これはいける。しかし、ボクの英語はここまでだ。その後が続かない。後日、ウルドゥー語の通訳を連れてくるから待っててね、みたいなことを伝え、申し訳ない思いで接見室を後にした。
事務所に戻ってきて法テラスに探してもらったところ、ウルドゥー語の通訳人は東京にいることがわかった。今度は少しはマシな接見ができそうだ。