7月8日 裁判所からの帰り道、赤飯をもらう?
裁判所からの帰り道、道路を渡って事務所の玄関にたどり着くと、後ろから自転車をこいできた女性がいた。私のかつての依頼者だった。
私にいきなり、ポリ袋を差し出した。どうしたの?と聞いたら、女性は「赤飯です」と言った。たしかに袋の中には赤飯の折詰が3つくらい入っていた。
「今日は、私が調停で離婚がまとまった日なんです、もうあれから2年経ちました。結婚記念日があるんですから、離婚記念日があったっていいでしょ?」と晴れ晴れした顔で赤飯を作った理由を説明してくれた。
ちょうど昼だったので、赤飯で昼食を済ませた。離婚記念日の赤飯。おいしかった。