雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

8月13日 コロナのとばっちりその36 「やってる感」さえなくなった政権、大丈夫か?

2020.08.13

 この前の衆議院議員選挙の時の首相がつけた解散のネーミングは国難突破解散だった。
 その時と今とを比べれば、今は間違いなく国難である。リーマンショック並の経済停滞でしかも回復の希望が見つからない。
 今こそ、政治の出番だと思うのだが。やることすべてが地方政府と食い違い、国民の意識とも乖離して。最近はやたらにおとなしく「やってる感」さえ伝わってこない。政権、大丈夫か?ダメなら潔くやめてほしい。首相は国会で質問を受けるのがイヤだという。しかし、内閣は国会議員の質問に回答するのが重要な仕事の一つである。イヤなのであれば潔くやめるべきだ。
 過去の民主党政権のことを思い出す。東北大震災・福島原発事故。あの時も大変だった。枝野幹事長は毎日のように情報を発信し、菅総理大臣は原発事故に右往左往しうろたえていた。でも、それでいいじゃないか。こういう時だからこそ国のリーダーには汗をかいてほしい。それがまったく見えてこない。政権、ホントに大丈夫か?突然勝手に国会開催前に政権を投げ出すみじめなことはしないでね。

馬場秀幸  カテゴリー:その他