雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

9月17日 ブレイデイみかこ「ワイルドサイドをほっつき歩け」

2020.09.17

 イギリスのワイルドなおじさんたちにスポットを当てたエッセイだ。
 10章の「いつも人生のブライト・サイドを見よう」はガンで死んでしまったダニーという男性(60代)の一周忌の記念日の物語。
 ダニーはイギリスの郊外に家がありそこで両親の介護をしながら暮らしていたが、先に母がなくなり、父も6年前になくなった。介護から解放されたダニーは旅行好きだったこともあり、アジアの国々をぶらぶらして旅をしてベトナムにでは若い女性と出会って恋もした。 ところが、ダニーに癌が発覚した。それも末期だった。ダニーは、そのベトナム女性をイギリスに呼び寄せた。
 ダニーには妹がいた。妹にはダウン症の息子がいたが、ダニーは昔から妹家族を気遣ってきた。そういうこともあり、妹は、ダニーの恋人がベトナムからくるビザの手配や面倒臭い手続きはダニーの妹がすべて引き受けた。恋人がベトナムからイギリスに到着すると、妹は彼女をまるで娘のようにかわいがった。しかし、ダニーが死亡するとすべてが変わった。遺産についてのもめごとが始まったのだ(続く)。

馬場秀幸  カテゴリー:書籍