雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月22日 どうしても譲れないものがある 日米地位協定

2021.12.22

 与党支持者は、野党や野党支持者が「なんでも反対ばかりしている」と非難する。
 しかし、どうしても譲れないものがある。
 沖縄のアメリカ軍キャンプ・ハンセンで新型コロナのクラスターが発生し240人の陽性が確認されている。
 どうして、こんなことになってしまったのか?立入調査をしたり、米軍に日本の法令に従うようには言えないのか?
 日本は、米軍にお願いはできても命令はできない。その原因は、日本が米国と結んだ。日米地位協定にある。この協定は、米軍が日本で活動しやすくするために様々な特権を米軍に与えたものである。これに基づいて、日本は米軍の許可なくして米軍基地に立ち入ることができなくなっている。数年前に起きた米軍機墜落事故のときもそうだ。日本の法律が米軍の業務には及ばない。だから、原因調査すらもできないわけである。
 しかし、米軍基地も日本の領土の中にあ。土地も空も水も境界を越えてつながっている。基地内で広がるクラスターが基地の外に広がるのは必然である。なのに、日本政府は米軍に感染拡大を回避するための法的措置すらとることができない。こんなこと、どう考えてもおかしくありませんか?
 

馬場秀幸  カテゴリー:その他