いろいろな質問があって充実した勉強会でした
今日は午前中板倉区に行って相続・遺言の話をさせてもらった。
相続・遺言の基本的な話になると、大体の流れは決まっていて、相続⇒相続人⇒相続分⇒遺産分割⇒特別受益⇒寄与分、そして遺言⇒遺留分と続く。なるべく1時間で話が終わるようにする。1時間を超えると集中力がなくなるから。それで後は質問を受け付けて終わりというパターンにしていた。
今日は30分で一区切りさせて気分転換も兼ねて質問タイムを入れることにしてみた。これは、自分の最近の経験にもとづく。結構真面目に仕事をしていると30分もすれば集中力が落ちてくる。だから、そこで休憩を入れるというのも間違いではないと思ったのだ。
だから、今回は相続の話を終えて遺言の前で一区切りつけた。そして、疲れちゃったから休ませてほしいい、質問でもしてくださいと呼び掛けた。そうしたら、皆さん、会場は30名足らずだったけれど、5名が次々に質問をしてくれた。結構な率で質問をしてくれたから学習会も熱を帯びてしまった。質問の内容も本質を突いたようなものばかりで、質問と回答とを繰り返すことによって話の内容も深く掘り下げることができていった。遺留分の話を終えた後でもまた3名くらいから質問を受けた。
思えば、話を一方的に聞かされる授業や講演会というのは昔から苦手だった(もちろん、話の内容が聞き惚れるほど素晴らしければ別なのだが)。どうしても眠ったりしてしまう。それは聞く側に問題がある前に話す側にも問題があると思うのだ。話す側に立つ場合にはそれなりの工夫を心がける。もちろん、AV機材を使いこなして素晴らしい講演をされる方もいるが、ボクにはそれをする能力もなく時間もないのでなおさらの工夫が必要だ。