返却する本ではなくて自分の蔵書を図書館に持っていく。
図書館の本の返却期間が過ぎていた。それに気づいて本を携えて返却しに行ったのだが、あわてていたのだろうか、返却するべき本ではなくて、それと同じサイズの自分の蔵書をカバンの中に入れてきた。図書館のカウンターで「返します」と言って出したところで、司書の若い女性から「これはウチが貸し出した本ではありません」と苦笑いされてやっと気がついた。出かける時に注意していたのになあ~。
今日は、午前中拘置所で接見。来週の公判の最終打ち合わせだ。翌週に公判事件がある場合、事前に申し込みをすると土曜日でも接見することができるのだ。それから、「季刊刑事弁護」という雑誌が100号に達した。季刊だから25年になる。この雑誌は、日本評論社にいた成澤壽信さんという方が現代人文社という出版社を立ち上げて創刊した雑誌だ。25年前ボクはとある予備校の雑誌編集をしていて偶然この創刊号と成澤さんに接することができた(今も、発行人は「成澤壽信」になっているのがうれしい)。「季刊刑事弁護」と自分の弁護士の活動期間はほぼ重なっている。