1月26日 フイリピン人女性の話
20代のフィリピン女性から依頼を受けていた事件が解決した。
彼女は、上越市内にある工場で働いている。同棲していた男性から訴えられて、私の事務所に駆け込んだ。
事件も終わったことなので、少し彼女と話をした。
彼女の勤務している工場は最近ひまになったようで残業がない。したがって、給与も従前より少なくなり転職を考えているとか。その転職先も日本国内ではなく海外である。オーストラリア、アメリカ、いずれも彼女の友だちが働いていていろいろ情報交換を行っている。
どうして海外なのかといえば、言語なのだとか。フィリビンではタガログ語の他に英語を必ず習うようになっている。英語が話せるから、オーストラリアもアメリカも生活することに抵抗がないらしい。そういう観点からすると、日本は見劣りがする。彼女は、日本は安全だからいいと言っていたが。
それにしても、転職希望先がいきなり海外という彼女が、ボクのような日本でしか生活したことのない人間にはスゴくたくましく思えてしまうのである。