雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

1月6日 仕事始め

2020.01.06

 午後から打ち合わせを4件入れていた。一人で考えながら起案や本を読む作業をすることとお客さんの顔を見ながら対話をして仕事をするのとでは全然労働の質が異なる。後者のほうが圧倒的に大変だ。年末年始は所々で仕事をしていたがいずれも一人作業だった。連続4件の打ち合わせはさすがに辛く、終わったら午後6時半になっていたが、ぐったりしてしまった。明日からは少し慣れてくるのだろうか。
 ゴーン被告人は、楽器ケースの中に潜み、プライベートジェット機のために荷物検査もされずに逃亡できた、ということが報じられている。プライベート機だから手荷物検査はしなくていいというのはよくわからない理屈だ。たしかに爆発物などが入る危険性はないのかもしれないが、ユルユルにしていたら、密輸品もフリーパスになりはしないのだろうか?逃亡を防げなかったことについて政府はコメントを早く出すべきだと思うのだが、余りにも鈍すぎる。
 維新の党の下地衆院議員が100万円の受領を認めた。領収証を出していないのだから逃げれたはずなのに、逃れられない状況証拠があったということなのだろう。早めに受領の事実を認めたのは潔いが、政治資金規正法に違反しているのは明らかなのだから、やましい気持ちがあったということを素直に認めて議員辞職をするべきだろう。他の国会議員の動向も気になるところだ。
 安倍晋三首相の年頭記者会見が相変わらず中身がつまらないらしい。ボクは観る気にもなれないが。脚本があらかじめできているような記者会見はやめて、実力のある記者が鋭い質問をして、首相がそれにアドリブで答える。こういうシーンをいつの時代になったら観ることができるのだろう。茶番ばかりしているから、外国になめられてしまうのだ。
 

馬場秀幸  カテゴリー:その他