11月19日 野党共闘 垣根を超えて

今日は政治の話です。
衆議院議員選挙、新潟6区は立憲民主党の梅谷守さんが僅か130票差で相手方候補に競り勝ちました。今日はその選対会議に参加してきました。
立憲民主党、社民党、共産党、新社会党の代表者があいさつをし、私もあいさつさせていただきました。
立民も共産党も議席を減らしたため、マスコミでは野党共闘が失敗だったと総括していますが、この会議ではそんな雰囲気はまったくありません。野党共闘したからこそ勝てたということはみんなが実感していたからでしょう。
今回新潟6区は、自民党対野党統一候補という一対一の構図に持ち込むことができました。野党がそれぞれの候補を出していた絶対に勝利はなかったでしょう。小選挙区制というのはそういう非情な制度です。少数野党が本気で勝負を挑むならまとまるしかないわけです。
もちろん、それによるデメリットもあります。共産党と基本理念が違うということで離れた人もいるかもしれません。しかし、逆に一緒に闘うからと言うことで入ってきた票もある。これは、もう少しデータを分析して批評してもらいたいところです。
それから、共産党は小選挙区で多くの候補を下ろすわけですから、比例区での宣伝がなかなかしづらいというデメリットがあります。また、立民もいいことばかりではない。会議の席上で、参加者が「もっと梅谷さんのチラシで立民の主張を宣伝できなかったのか?」との質問がありました。立民も、他党が候補を立てなかったことに対してそれなりの配慮をされていたのだと思います。共闘のメリットデメリット、客観的に分析する必要があるように思います。ダメだとかいいとか結論づけるのは早すぎる。