雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月26日 上越教育大学の学長選考がおかしい。

2020.12.26

 上教大の学長選考で立候補が二人出た。一人は現学長。一人は現副学長。教職員による意向投票を実施したところ、現学長が81票。元副学長が192票。ダブルスコアで元副学長が優勢だった。ところが、学長は戦選挙では決まらない。外部の識者も入った「選考会議」で最終的に決まる。この会議で、意向投票の結果が覆され、現学長が再任されることになった。しかし、どたばたは続く。その後、現学長は病気を理由に続投を辞退。結果として元副学長が次期学長に就任することになった。
 教職員組合は、選考会議の議事録公開を求めたが、「非公開」との回答だった(2020.12.26 新潟日報)。
 学内の方に聞くと、大学の路線対立が今回の学長選考の争点であったという。そうであるなら、先生方も学長選考でどういう議論がなされたのかを詳しく説明してくれないだろうか?また、選考会議も議事録を公開して選考過程を明らかにしてほしい。大学も地元と強調しながら育っていくべきではないか。

馬場秀幸  カテゴリー:その他