12月7日 オリンピックボイコット
1980年のモスクワオリンピック、米国がボイコットしたのを皮切りに西欧諸国が次々とボイコットを表明。当然日本も。出場すれば金メダル間違いなしとされていた柔道の山下選手の悔し泣きが忘れられません。その時、自分は高校2年生。スポーツの祭典といいながら、所詮はドロドロした国際政治に飲み込まれてしまうんだと、すごく興ざめの気持ちになってしまったことを覚えています。
今回、中国のウイグル自治区の人権侵害などに対する抗議が表向きの理由ということですが、スポーツと政治とを切り離して考えることもできるはずです。スポーツはスポーツということで割り切って、世界の人たちがその時だけでもスポーツを通して純粋に交流しあう場を作ってあげることが、世界の大国としてとるべき態度ではないかと思います。