雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

2月7日 雪の朝

2022.02.07

 グレープの初期に「雪の朝」という歌がある。題名どおり、普通の雪の朝の光景をうたったものだ。
 「表は雪が降ってる 一面の雪化粧」
 「君はまだ眠ったままで夢でも見てるのかしら」
 「窓の外には遠く 水鳥が飛び交い 雲は低く流れて 雪は降り続く」

 幻想的な歌で好きだが、現実は違うんだよな。本当に今日の朝も雪でうんざりだ(苦笑)。窓の外に水鳥なんていない。田んぼだった土地にひたすら真っ白なままでその上に雪だけがしんしんと積もる。「夢でも」みたいところだが、早朝から除雪車の音で目が覚めてしまう。雪雲なんて流れてない。むしろ、雪雲が世界のすべてを覆い隠している感じでひたすら怖い。
 朝もゆっくりしている暇がない。車を走らせてどうにかこうにか大手町駐車場にたどり着いた。駐車場も排雪作業の真っ最中。デコボコがあり、まともに駐車するのも困難だ。
 それでも楽しいこともある。駐車場で重機オペレーターが私に声かけてくれた。ボクも「最近見ないからどうしたんだ?」と振った。彼曰く「いやあ、長野の現場に行って、こっちの駐車場は他の男がやっていたんだ、そうしたら、上越が大変なんで戻ってこいって言われてさ。」と言われた。「仕事のできる人だから遠くに行かされるんだ」と冗談飛ばしながら、排雪作業をしてくれることに感謝の気持ちを伝えた。人と話するだけでも元気になれる。さあこれから仕事だ!
  
 

馬場秀幸  カテゴリー:日常