3月15日 ロシアのウクライナ侵攻から考える① 戦争を仕掛ける人の気持ち
戦争を仕掛ける人(権力者)の気持ちって何だろう?
余りにもバカバカしい問いかけなのかもしれないが、私にはよくわからん。というのも、自分は人を殺したくもないし、殺されたくもない。そして、国家の権力者(戦争を仕掛ける人、仕掛けられる人)に戦争をしていいということをお願いすることもないだろう。なのに、権力者は国民の気持ちとは関係なく戦争をすることがある。
結局今いえることは、私たち民衆一人一人にみえる風景と権力者が目にする風景は全く違うかもしれないということだ。国のトップにでもなると、外国との交渉があり、プライドを傷つけたり、傷つけられたり。或いは武力で脅かしたり脅かされたり。そういう状況の中で、武力を行使する権限をもっていれば、戦争を仕掛けよう、或いはミサイルを撃ち込まれる前に相手の基地を叩いてしまえという気持ちになるのだろう。しかし、それは平和な暮らしを望む民衆の気持ちとはかけ離れている。
権力者にバカなことをさせないために、権力者の武力行使を完全に封じ込めることとした憲法9条というのはとても大切なものであるといえる。そして、権力者の横暴を抑えるためには、「殿、バカなことをしていけない」と諫める民衆の声が権力者に伝わること(民主主義の生きたシステム)が必要だ。