4月16日 片桐奈保美さんの『ぜんぜんごー』を読む
新潟県知事選への立候補の決意表明をされた片桐さん。
片桐さんは、新潟県内屈指のハウスメーカーの副社長さん。NHKの『朝の随想』で話されたものをまとめたのが『ぜんぜんごー』。
結婚して子育てをし、建設会社の仕事をしながら、30代後半で建築の勉強を始めて44歳で一級建築士の資格を取得。51歳のときに新潟大学法学部に入学して法律の勉強をして卒業。50も過ぎて何か悔いのない生き方をしたい、若い頃は勉強が苦手、今も学歴コンプレックスがある、だったら大学に挑戦しようかというのが、大学に挑戦した動機だったらしい。周りが若い生徒だらけだったことは、刺激を受けて楽しかったらしい(ボクだったら、場違いのところに来てしまい恥ずかしいと思うだけだが)。
正直な生き方だなあと思う。『ぜんぜんごー』は新津の言葉で歴史は繰り返すという意味。ただし、この本では父母のしてきたことを受け継ぎ次の世代に伝えていきたいという片桐さんのメッセージがこもった言葉のように思える。是非一読を!