雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

4月30日 1カ月先、1年先を予測する。

2020.04.30

(5月はどうだろう?)
 緊急事態宣言が5月末まで延長される。これに応じて学校も休校。しかし、自粛も5月までが限界で、学校も経済活動も6月から再開ということになる。
 感染者は減少するが100を下回ることはないんじゃないか?
 
(6月以降はどうだろう?)
 緊急事態宣言が解除されて経済活動が再開する。これに応じてまた感染者も増大する。そして、また自粛。自粛とその緩和の繰り返しが2,3度繰り返される。結局ワクチンが開発されるまでの間、この繰り返しなんではないだろうか?
 
 この間、政府が実効的な補償をしなければ、観光産業、飲食業などが大打撃を受けて倒産が増加する(いやな話だけど)。大胆な救済政策が実行されればそれに越したことはない。しかし、そうすると、巨額の財政赤字が大問題になる。円に対する信用の低下も。

(オリンピックはどうだろう?)
 感染が収束したとしても、感染するかもしれないという不安や恐怖が1年で収束するとは思えない。日本の感染が収束したとしても海外が収束しているかどうかがわからない。感染の第2波、第3波も起こりうる。1年先の開催は難しいのではないだろうか?

 もう、バラ色の未来を描けないことは誰もがわかっている。政治に必要なのは、不都合な現実を正直に説明し、それでも合理的な計画を立てて希望の道を創ること。

馬場秀幸  カテゴリー:その他