5月24日 コロナのとばっちりその58 上越方式のワクチン接種
新潟日報の読者投稿欄「窓」で、上越市のワクチン接種の方式が褒められていた。
投稿者は、上越市が集団ワクチン接種に日時と会場を指定する方式を取り入れ、居住地ごとに案内を送り、予約のための混乱がない、と紹介した。長岡市では、ネットと電話で受け付けるという方式で、ネット枠4000人が僅か15分で定員に達し、システムトラブルもあった、という報告をされている。
上越市の話は、間違いないが、付け加えて言うと、上越市の場合は、集団接種方式とかかりつけ医の下で個別に接種する方式とを高齢者に選択させる方式になっていた。接種を受ける側としては未知のワクチンで、しかも副作用のことなどを考えると、どうしても顔見知りの医師から注射を打ってもらいたいと思う。実際、我が家の高齢者もそう思っていたようだ。しかも、集団接種会場よりは地元の医師の診療所の方が普段生き慣れている。そういうことを考えて、我が家はかかりつけ医から接種をしてもらうことにした。なので、集団接種よりは安心して受けることができたようだ(5月12日の項参照)。
東京やその他の地域でも、ワクチン接種の手続きで混乱しているようなところがあるようだ。上越市は、細かなサービスを提供できるにはちょうどいい規模の人口だったのかもしれない。もちろん、心配りができる気持ちが上越市の担当者にもあるからこそできたのだと思います。