雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

7月15日 『岬めぐり』の山本コータローさん逝く、少し早すぎやしませんか?

2022.07.15

 最近の歌番組で山本コータローが生で『岬めぐり』を謳っていたのを見た。昔よりも弱弱しかったので大丈夫かなあと思っていたら、今日訃報を聞いた。残念だ。少し早すぎやしませんか?
 「くだける波のあの激しさであなたをもっと愛したかった」「悲しみ深く胸に沈めたらこの旅終えて街に帰ろう」
 失恋をした男の歌ともいえるし、愛した女性に死なれて打ちひしがれた男性の歌ともいえる(後者がしっくりくる)。でも、悲しみをすべて受け止めてそして再出発するというもので、いつも失敗ばかりしている人間には励ましの歌でもありました。この日ばかりは何回もラジオから『岬めぐり』が流れてきて何度も口ずさんでしまいました。東京に住んでいた頃に行った伊豆の雲見への旅が自分にとっての『岬めぐり』でした。

(岬めぐり)
1 あなたがいつか 話してくれた
  岬を僕は 訪ねて来た
  二人で行くと 約束したが
  今ではそれも かなわないこと
  岬めぐりの バスは走る
  窓に広がる 青い海よ
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

2 幸せそうな 人々たちと
  岬をまわる 一人で僕は
  くだける波の あの激しさで
  あなたをもっと 愛したかった
  岬めぐりの バスは走る
  僕はどうして 生きていこう
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

  岬めぐりの バスは走る
  窓に広がる 青い海よ
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

馬場秀幸  カテゴリー:書籍・映画