7月15日 『岬めぐり』の山本コータローさん逝く、少し早すぎやしませんか?
最近の歌番組で山本コータローが生で『岬めぐり』を謳っていたのを見た。昔よりも弱弱しかったので大丈夫かなあと思っていたら、今日訃報を聞いた。残念だ。少し早すぎやしませんか?
「くだける波のあの激しさであなたをもっと愛したかった」「悲しみ深く胸に沈めたらこの旅終えて街に帰ろう」
失恋をした男の歌ともいえるし、愛した女性に死なれて打ちひしがれた男性の歌ともいえる(後者がしっくりくる)。でも、悲しみをすべて受け止めてそして再出発するというもので、いつも失敗ばかりしている人間には励ましの歌でもありました。この日ばかりは何回もラジオから『岬めぐり』が流れてきて何度も口ずさんでしまいました。東京に住んでいた頃に行った伊豆の雲見への旅が自分にとっての『岬めぐり』でした。
(岬めぐり)
1 あなたがいつか 話してくれた
岬を僕は 訪ねて来た
二人で行くと 約束したが
今ではそれも かなわないこと
岬めぐりの バスは走る
窓に広がる 青い海よ
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう
2 幸せそうな 人々たちと
岬をまわる 一人で僕は
くだける波の あの激しさで
あなたをもっと 愛したかった
岬めぐりの バスは走る
僕はどうして 生きていこう
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう
岬めぐりの バスは走る
窓に広がる 青い海よ
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう