7月26日 妙高山登頂の記 その5 体力の無さを痛感
登山口から頂上まで、たくさんの人に追い越された。もちろん、速さを競っているわけではないから気にしないでいいはずなのだが、やっぱり、追い越される都度「オレは体力がないんだなあ」と気づかされるのである。
山頂に近づくにつれて足が疲れて、少し歩いただけで動けなくなる。そんなときは、一目を気にせずに道の傍らに仰向けに大の字になって足を休める。10分くらい休むと不思議と足が軽くなる(でもまたすぐに重くなるんだけど)。大の字になって上を仰ぐみると、緑の木々の中に青空が広がっている。気持ちが楽になり、また歩こうかという気持ちになる。
頂上には11時30分に着いた。30分程度いて12時より下山を開始した。燕温泉に着いたのは15時30分だった。下山は登山より10倍楽だった。